CさんとDさんは郵送交換を行いました。
Cさんが届いたものを確認すると、
缶バッジがその身そのまま封筒に入って送られてきました。
しかも、郵送途中で圧迫されたためか、缶バッジが凹んでしまいました。
Dさんにそれを伝えると
「いままでそのやり方でトラブルになったことはないので、貴方は神経質です」
と返されてしまいます。
何度かやり取りをしますが、Dさんは非を認めず、
「郵送交換だから、多少のキズは仕方ない」と、話し合いは決着がつきません。
その間にもDさんは様々な人と郵送交換を約束しています。
Cさんは、Dさんに注意喚起することを伝え、
他の人に被害がでないよう注意喚起を行いました。
郵送での注意喚起は梱包方法の認識違いが原因の場合が多いです。
過失については、当事者の感覚によるところもあります。
また、一概に注意喚起がされるラインは定められてないため、
注意喚起ツイートからさらにトラブルに発展する事もあります。
事例3:トラブルは決着したが、当事者の問題だけではないため…
Fさんはグッズの販売会場で現地交換を行いました。
Gさんと交換した後、グッズを確認すると不良品でした。
Fさんは不良品をわざと交換されたと思い、
Gさんに連絡を取りました。
Gさんは故意的ではないと主張するため、
2人で確認を取った所、購入時から不良品だったことが判明しました。
Gさんが事前に確認しなかったことに過失もありますが、
Fさんは故意ではなかったとし、交換を取り止め、
Gさんは販売元に商品を交換してもらいました。
グッズ交換としては成立しませんでしたが、
Fさんは不良品かどうか確認をせずに損をする人がいないよう、
グッズに関して購入後すぐに確認するよう、注意喚起を行いました。
(Gさんとの交換については記載していません)
この事例に関しては、お取引相手を注意喚起するのではなく、
多くの人も関わる、事象について注意喚起をします。
注意喚起ってなんのためにするの?
すべてに共通する事は
嫌な思いをする人をこれ以上増やしたくないから多くのひとに知ってもらう
ということです。
ただ、注意喚起を行う感覚は人それぞれのため、
注意喚起したものの、さらにトラブルになるということもありますので、
内容の精査は慎重に行いましょう。
どうしても注意喚起したい場合は?
まず、深呼吸しましょう。
感情に任せてツイートし、相手を不用意に傷つけたり、
あらぬ疑いをかけてしまった場合、取り返しのつかないことになります。
事実関係を確認し、それでも注意喚起をした方が良いと判断する場合は、
経緯を明らかにした上でツイートしましょう。