平日夜のみ対応、○○駅では改札越しとなります。
こんな記載を見た事はないでしょうか?
改札越しってどういうこと?そこで交換って?
今回は「改札越し取引」について解説します。
改札越しってどこのこと?
上記写真の左側に物を受け渡しできそうなエリアがあります。
このエリアでの「改札内にいる人」と「改札外にいる人」との取引を
改札越し取引と表現する事があります。
改札越しで受け渡しはいいの?
特に規制されている事実はないため、
改札越しで荷物をやり取りすることは禁止事項ではないようです。
ただ、改札内にいる人がどのようにその駅に来ているかによっては
「不正乗車」の相手との取引となってしまう場合があります。
たとえば
- C子はA駅での改札越しの取引の約束をしました。
- 入場券を利用してK駅改札内に入り、電車に乗り、K駅で改札越しで取引をしました。
- そのままA駅で交換を終えた後はK駅に戻りました。
C子は入場券のみを利用し、不正に電車に乗車し移動しました。
入場券はあくまで改札内に入るための券のため、乗車する権利はありません。
改札越しを希望する人の中には、本来支払わなければならない乗車料を支払わず、
不正乗車し、移動している相手の可能性もあるかもしれません。
改札越しってすべて不正乗車なの?
もちろん、乗車料金を支払っており、
支払った乗車料金区間を移動している場合は不正乗車にはなりません。
- 定期範囲内での乗り換えの際に改札越し取引をした。
- これから移動する予定で、改札内に入ってしまったため改札越し取引をした。
- 改札内の飲食店いたため、一旦飲食店を離れ、改札越し取引をした。
状況は様々ですが、乗車料金を支払っていない、
本来支払うべき乗車をごまかしている行為は「不正乗車」となる可能性があります。
相手がそんなことをしていたら?
取引相手が「不正乗車」をしているということは、
正直、面と向かって聞けないと思います。
もし、上記のような疑いの方とお取引をしたくない場合は、
改札越し取引は手渡し方法として提示しない、提示されても断ることがよいです。
ですが、社会人の方などで、自宅に帰る途中で駅で降りずに交換を済ませたい、
駅の中でもわかりやすい改札越しにしたいなど、様々な事情があるのが事実です。
お取引相手と、互いに気持ちよく取引できる方法を決めましょう。