Twitterなどで絵描き/絵師さんをフォローしている方向けの記事になります。 他者が制作した一次創作(オリジナル)・二次創作(原作のある創作)などに関わる行為について解説しています。
他者が制作したものとは?
一次創作・二次創作に限らず「自分以外が制作した画像・文章」を指します。 Twitter・Instagramに投稿されたものは自分が投稿したもの以外は上記に当たると考えてもらうと良いと思います。
転載とはどういうこと?
転載という言葉があまり具体的な行為を想像できない方も多いと思います。
転載禁止=無断転載=許可のない再投稿すべて同じ意味になります。
投稿者Aという絵描きさんで例えさせていただきます。
この事例では本人はプロフィールで無断転載を禁じていますが、無断転載は本人が禁止しているに関わらず行わないことが大切です。
この方の投稿を転載する行為をあげていきます。
(1)画像を保存し投稿する
投稿者Aさんの投稿した画像を保存し、自分で再度投稿するという行為です。 なりすまし・自作自称と勘違いされる可能性もあります。
(2)プロフィール画像・ヘッダーに使用する
プロフィール画像・ヘッダーへの利用ならば転載に当たらないだろうと 思っている方も多いかと思いますが、こちらも転載になります。 ただし、投稿者自身がフリーアイコンokなどの許可を出している場合は別となります。
(3)画像を加工し投稿する
保存し投稿する行為と同列になりますが、加工アプリなどで加工し、
素材として利用することも転載とされます。
上記以外にもTwitterで投稿されたものをInstagramなど他SNSに投稿することも転載となります。 制作物に限らず、アーティストや俳優の方の写真も同様に注意が必要です。
その絵を投稿(使用)したいけどどうすればいい?
悪意があるなしにかかわらず、転載行為は著作権を侵害することになる可能性が高いため注意が必要です。
理由は様々だと思いますが、思いつく対処法を解説します。
良いと思った画像を添えて感想を投稿したい!
感想は引用RTで行いましょう。
画像を保存し、再投稿するのではなく引用リツイートを使用し、感想を述べましょう。
ただし、検索除けは最低限行いましょう。
検索除け=二次創作などは一部のファンアートを除き、公式タイトル・キャラ名を記載しないことがほとんどです。元の投稿者の投稿に合わせるよう心がけましょう。
作者がフリーアイコンを配布してるが、アイコン以外にも使ってよい?
フリーアイコンなどは配布している際に限り、使用用途で不明点があれば作者に問い合わせを行いましょう。
ただし、常識の範囲内にはなるため、画像を利用した販売行為などは許可されないことがほとんどだと思います。
常識を逸脱した、下記のような例は問い合わせ自体を行わないことをお勧めします。
- 画像を使用しグッズ(ポストカード・シール・アクキー)などを作り販売してもよいか。
- 画像を利用の際はIDを記載必須とのことだが、記載したくないので記載しなくてよいか。
上記以外にも様々ありますが、作者本人が許諾していないような行為を作者に許可するようにしつこく依頼するなどの行為はやめましょう。
知らない間にフォローしているかも?転載アカウントにも注意
Twitterを行っていると様々なアカウントを見ることが多いです。
知らない間に転載を助長している一人となることもあるので、注意が必要です。
- 公式の画像を撮影・保存し再投稿し続けているBOTアカウント
- ***のまとめなど様々な作者の方が投稿した画像をあつめているアカウント(引用リツートではない場合)